橋を、かける。
朝靄の川べり。杭を打ち、縄を張る。こちらの岸に、あなたのお店。向こう岸に、まだ出会えていないお客さん。——今日ひと巡りで、このあいだに橋を架けます。


































朝靄の川べり。杭を打ち、縄を張る。こちらの岸に、あなたのお店。向こう岸に、まだ出会えていないお客さん。——今日ひと巡りで、このあいだに橋を架けます。
まず、二本の柱。
誰に、何を届けるか。地盤を確かめ、位置を決める。派手さはいりません。ここが狂うと、橋は架からないから。
夕焼けが、出来かけの橋を照らす。
桁が渡り、朱が茜に染まる。形になりはじめた仕事は、少し誇らしい。けれど、まだ渡れない。
月が昇っても、手は止めない。
橋板を一枚、また一枚。提灯をひとつずつ提げて、確かめながら進む。急がず、休まず。
翌朝。最後の横木が、コトンと落ちる。 二本の柱と朱の板は、繁盛堂の「H」になる。朝日のなか、最初のお客さんが渡ってくる——公開してからが、本当のはじまり。
これまでに架けた橋を、少しだけ。業種に合わせた制作例です(架空の店舗デモ)。クリックで実物が開きます。
XのDMが早いですが、プロフィールのリンクからでもどうぞ。シネマ版『橋を、かける。〔活動写真〕』も上映中。